劇作家・演出家の田辺剛が主宰する下鴨車窓は、2015年に若手の俳優やスタッフの発掘と育成を目的に劇団fullsizeを結成、このたび一年間の準備を経て初めての本公演を実施するに至りました。年も暮れる頃の冬、ある地方都市に生きる大学生たちの姿が微細に描かれた物語です。どうぞご期待ください。<上演時間=およそ1時間40分>


2016年12月8日(木)-11日(日) 京都/スペース・イサンにて
 一般=1,800円/ペアチケット=3,200円/ユース(25歳以下/要証明)=1,200円
※ペアチケットは、入場券を二枚一組で販売します。
※当日券は残席数に応じて販売いたします。ご入場は開演直前のご案内となります。

[脚本・演出]田辺剛[舞台監督]脇田友[舞台美術]川上明子[音響] 鈴木邦拡
[主催]下鴨車窓[共催]スペース・イサン
京都芸術センター制作支援事業、京都府文化力チャレンジ事業
当公演の稽古は無料で公開されています。
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パクチーを育ててるんだと
彼女は嘘をついた

とある地方の寂れた町。結のアパートは町の真ん中からさらに離れたところにある。鉢植えばかりになった小さな和室にももう慣れた。慣れたというより違和感に悩む余裕がなかった。種まきから収穫まで淡々と、けれども抜かりなく育てる日々。大学の授業も抜かりなくこなす日々。そうしてすべてにおいて抜かりなくやっていたはずなのに、いつの間にか取り返しがつかないことになっていると気づいたある日。空は曇天の冬、乾いた田んぼ、つい口ずさんでしまったジングルベル。
 
 
 

日時と予約

ご予約のみの方

※ご精算は当日受付で承ります。現金のみの取り扱いとなります。
※開演の2時間前まで受け付けます

《チケットをご購入される方》

券種
観劇の日時
 
※「ユース(25歳以下)」のチケットは予約のみの取り扱いとなります。
※クレジットカードでのお支払いとなります。
※チケットは配送せず当日受付でお渡しいたします。
※開演の2時間前まで受け付けます。
※受付開始・整理券発行は開演の40分前。開場は開演の30分前。

以下の回の終演後にはゲストを招き当作品の感想や京都で舞台創作をすることについて30分程度のトークイベントを開催します。ゲスト名は敬称略。
 08(木) ゲスト=本間広大(劇作家,演出家/ドキドキぼーいず)
 09(金) ゲスト=丸井重樹(制作者/THE GO AND MO'S)
 10(土)18:00 ゲスト=田中遊(俳優,劇作家,演出家/正直者の会)


メンバー


岡村藍菜[出演]

俳優。兵庫県神戸市出身。同志社女子大学に在学しながら演劇としては同志社大学の第三劇場に所属。外部公演に、ナマモノなのでお早めにお召し上がりください。『私のゴッホ』(脚本・演出=ヒラタユミ/2015年8月など)
 


奥村奈緒[出演]

俳優。京都府京都市出身。同志社大学の同志社小劇場を2015年に卒団。外部公演に舞台芸術研究会『終合唱』(作=B.シュトラウス、演出=野村眞人/2015年11月)など。
 


川畑誠秀[出演]

俳優。1996年兵庫生まれ。アート団体poltron代表。パフォーミングアート、執筆、料理、音楽など様々な創作活動に取り組む。京都大学在学。
 

 

孕みゆき[照明]

照明。兵庫県尼崎市出身。在学中は佛教大学の劇団紫に所属。大阪や京都を中心に、笑の内閣やナマモノなのでお早めにお召し上がりください。等の照明スタッフを務める。
 

田辺剛[脚本・演出]

劇作家、演出家。福岡県福岡市出身。演劇ユニット「下鴨車窓」主宰。また自身の創作の一方で劇場「スペース・イサン」(京都市東山区)の劇場プロデューサーも務める。2005年に『その赤い点は血だ』で第11回劇作家協会新人戯曲賞を受賞。2006年秋より文化庁新進芸術家海外留学制度で韓国・ソウル市に一年間滞在し、劇作家として研修する。2007年に『旅行者』で第14回OMS戯曲賞佳作を受賞。
 

 


会場

[会場]スペース・イサン

〒605-0981京都市東山区本町10丁目151-1
◯JR奈良線 東福寺駅、京阪 東福寺駅から徒歩5分
◯京阪 七条駅から徒歩12分 
◯JR 京都駅から徒歩20分

※劇場に駐車場はございません。 

募集

fullsizeでは新規メンバーを募集します。詳細は『微熱ガーデン』の公演パンフレットや公演後にホームページでもお知らせいたします。どんなメンバーがいてどんな作品を作る劇団なのか知っていただくためにも当公演をぜひご覧ください。

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